家電激戦区にジョーシン新店、奈良店が22日オープン
上新電機は22日、奈良市杉ヶ町に「ジョーシン奈良店」をオープンした。半径2キロメートル圏内を商圏と捉え、地域密着型の店舗として消耗品の品ぞろえを強化した。 【関連写真】住宅街にオープンしたジョーシン奈良店 同店は、JR奈良駅から徒歩約10分に位置する。周辺にはエディオンやヤマダデンキ、ケーズデンキがあり、競合ひしめく激戦区となっている。2月にオープンしたジョーシン奈良三条大路店とともに奈良市でシェアを高めたい考えだ。 大通り沿いの店舗が多い中、同店は住宅街にある立地を生かし、近隣住民へのアプローチを強化することを狙っている。電池や管球類などの消耗品の品ぞろえを充実することで再来店を促していく。 大橋清孝店長は「お客さまは最寄り品を購入している店に行く。品切れせず、しっかりと応対できることで来店につながる」と力を込める。 同店は、ジョーシン店舗で初めてZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)認証を取得。屋根や床に高効率の断熱材を使用したほか、太陽光発電を導入することで、年間の一次エネルギー消費量の収支をゼロにすることを目指している。 オープン当日は、97台ある駐車場が混んでいたこともあり、開店時間を15分早め、9時45分にオープン。売り場面積は2221平方メートル、26人の従業員で運営している。
電波新聞社 報道本部