【速報 ツール・ド・フランス2024】ギルマイがツール区間初優勝で歴史的快挙!カラパスがマイヨ・ジョーヌ獲得/第3ステージ
山岳賞 1 ヨナス・アブラハムセン(ノルウェー/ウノエックスモビリティ)24 Pts 2 ヴァランタン・マドゥアス(フランス/グルパマ・FDJ)11 Pts 3 フランク・ファンデンブルーク(オランダ/dsmフィルメニッヒ・ポストNL)9 Pts
ヤングライダー賞 1 レムコ・エヴェネプール(ベルギー/スーダル・クイックステップ)in 15h 20' 18'' 2 カルロス・ロドリゲス(スペイン/イネオス・グレナディアーズ)+ 00' 21'' 3 マッテオ・ヨルゲンソン(アメリカ/ヴィスマ・リースアバイク),,
チーム総合順位 1 モビスター(スペイン)in 46h 01' 06'' 2 UAEチームエミレーツ(アラブ首長国連邦)+ 00' 30'' 3 イネオス・グレナディアーズ(イギリス)+ 00' 51''
7月2日(火) 第4ステージ ピネローロ > ヴァロワール 139.6 km(山岳/獲得標高 3600 m) イタリアに別れを告げアルプスを越えてフランスへ フランス人が「アルプスの向こう側」と呼ぶ国イタリアに別れを告げ、大会の母国フランスへ。つまりはアルプス越えと、今大会初の難関山岳ステージを意味する。しかも、「大会史上これほどの高い標高が、これほど早い段階で登場したことがない」と開催委員長プリュドム氏が誇らしく宣言するように、いきなり標高2642mまでよじ登らねばならない。 1949年のジロで「カンピオニッシモ」ファウスト・コッピが192kmもの長い独走勝利を決め、マリア・ローザを勝ち取った町ピネローロから、全長139.6kmと極めて短いステージは幕を開ける。まずは75年前の伝説のステージを逆走する形で、2級セストリエール(伊語セストリエーレ)と2級モンジュネーヴル(伊語モンジネーヴロ)とを乗り越える。それにしてもセストリエールの山道は、気が遠くなるほど長い。公式には39.9kmで……実質はスタートから50kmは登りっぱなし。平均勾配は3.7%と緩めだが、ラスト6kmは延々6%前後ときつくなる。 もちろんこの日の主役は、伝統の巨大峠ガリビエ。1911年に初めてツールのプロトンが上ってから、今大会でなんと64回目の登場となる。山頂先頭通過者には、初代委員長の名を冠した「アンリ・デグランジュ賞」(賞金5000ユーロ)が与えられることでもおなじみ。マイヨ・ジョーヌが欲しい選手にとっては、上位3名に配分されるボーナスポイント(8秒、5秒、2秒)のほうが大切だろう。
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