ひろゆき&リュウジのバズ論破トーク③ リュウジが「バーガーキング」「すき家」に行く理由【この件について】
ひろゆきがゲストとディープ討論する『週刊プレイボーイ』の連載「この件について」。料理研究家のリュウジさんを迎えての3回目は、先週の話の流れから、「サイゼリヤ」はなぜおいしいのか?という話に始まり、ミシュランの星獲得店でオススメの店についてや、ファストフード店についても語っていただきます。 「『今はやっているおいしさ』の最大公約数を 見つけるには、チェーン店に行くのが一番」と語るリュウジ *** ひろゆき(以下、ひろ) 前回の対談では「きちんと稼げて、ちゃんと手の込んだ飲食店をやるなら『フレンチ、イタリアン、サイゼリヤ』という3択になってしまう」というオチで終わりました(笑)。 リュウジ(以下、リュウ) サイゼリヤは「初デートでありか? なしか?」みたいな論争にされがちですけど、こだわりはハンパないですよ。 ひろ 安さのせいで不当に扱われている感がありますよね。 リュウ プロシュート(豚もも肉のハム)は本場イタリア・パルマ産を使っていますし、切りたての香りを損なわない工夫をしている。あと、ティラミスはイタリアから直輸入していますからね。 ひろ あ、そうなんですね。 リュウ 僕は「イタリアの有名なホテルで、本場のティラミスの作り方を習う」というツアーに参加したことがあるんですけど、僕が習った味とサイゼリヤのティラミスの味が一緒なんです。 ひろ 知り合いのイタリア人が「日本で一番うまいエスカルゴを出す店はサイゼリヤだ」と言うんですよ。普通のイタリアンレストランではエスカルゴはあまり注文されない。そこで廃棄リスクが少ない缶詰ものを使いがちなんです。でも、サイゼリアは自社生産ものを使っているようです。だから、ヘタなイタリアンレストランよりもおいしいらしいです。 リュウ あとはワインのラインナップもいいですよね。僕が好きな『ランブルスコ』(微発泡ワイン)も置いているんですよ。 ひろ シャンパンより安いですし、おいしいですよね。 リュウ ランブルスコは「生ハムを食べるためのワイン」といわれているんですよ。ランブルスコのロゼを飲むと、まるで本場にいるような気分に浸れます。