50回大会記念となる「ANAオープンゴルフトーナメント」。前回大会のプレーバックと今大会の注目選手をご紹介!【JGTOトーナメント観戦ガイド】
2024年9月12日から15日の日程で開催される「ANAオープンゴルフトーナメント」。選手会長の谷原秀人の連覇がかかる本大会だが、平田憲聖の3週連続優勝もかかっており、注目が集まる。今回は注目選手の紹介と、昨年大会のプレーバックから会場へのアクセスまで、観戦に役立つ情報を紹介!
9月12日(木)~9月15日(日)ANAオープンゴルフトーナメント
1973年から始まった「全日空札幌オープン」が、1986年から「全日空オープンゴルフトーナメント」の名称を経て2002年から現在の大会名「ANAオープンゴルフトーナメント」となっている。 会場:札幌ゴルフ倶楽部 輪厚コース(18ホール、7066ヤード、パー72) 賞金総額:1億5000万円、優勝賞金:3000万円 50回目の開催となる「ANAオープン」は、当初発表の賞金総額から5000万円を増額し、1億5000万円で開催が決定。昨年は谷原秀人が選手会長として優勝を飾った。メモリアルとなる今大会では若手からベテランまで、激しい優勝争いが期待される大会だ。
プレーバック2023
3打差3位から出た谷原秀人が逆転優勝。ボギーなしの5バーディ「67」で回り、通算18アンダーとして伸ばし合いの最終日を制した。6月「ジャパンプレーヤーズチャンピオンシップ」に続く昨シーズン2勝目で通算19勝目となった。 昨シーズン2度目の優勝会見で谷原は、「よく努力すれば報われるというけれど。それだけでつかめる人は一握り。努力し続けなければ報われない」と名言を残している。
主な副賞
2024年大会は①ANA国際線ファーストクラス ペア 往復航空券、②北海道 海産物セット、③北広島市長賞:北広島産農産物1トンが贈られる。 特別賞 特別賞には①ホールインワン賞(500万円)、②最多イーグル賞(300万円)③④ドライビングディスタンス賞/大会コースレコード賞(50万円)⑤ベストアマチュア賞 が贈られる
編集部が注目した選手をピックアップ !
谷原秀人 プロフィール 瀬戸内高校時代に広島・松永CCのクラブ選手権で2年連続優勝。2003年の『マンダムルシードよみうりオープン』で尾崎将司を逆転して初優勝を果たし、05年には米国ツアーにも参戦。06年の『全英オープン』では5位に入った。12年から3年連続で平均パット1位のパット巧者。16年は池田勇太と賞金王を争って2度目の賞金ランク2位となり生涯獲得賞金10億円突破も果たした。23年は2勝(その内一勝は2023年の今大会)を挙げて通算19勝に。73年以降11人しか到達していない20勝に王手をかけているベテラン選手に注目だ。 <2024年度スタッツ>(8月28日時点) 賞金ランキング:77位/平均飛距離:262Y(108位)/平均バーディ数:3.57%(55位)