【漫画】世界の終焉まであと“7日”…主人公と友人、家族が紡ぐ愛の形に「泣いてしまった!」「衝撃的なストーリー」の声
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、西本ナツトさんが描く『世界が終わる7日間の物語』をピックアップ。 【漫画】世界が終わりを迎えるまでの7日間、主人公はどう生きるのか…自身と重ねる読者も「もし、俺が来週こうなるとしたら」 2024年5月22日にX(旧Twitter)で本作を投稿したところ、2.4万件を超える「いいね」と共に、多くの反響コメントが寄せられた。本記事では、西本ナツトさんにインタビューを行い、創作のきっかけや漫画を描く際のこだわりについて語ってもらった。 ■あと1週間で世界が終わる… 宇宙が収縮活動を始めたことでもうすぐ太陽系が飲み込まれ、地球は滅亡してしまう…。国連からは、5年前に「世界終焉宣言」が出されていた。そして、世界の終焉まで残りあと7日――。 世界滅亡が近づく中、過ごし方は人それぞれだった。いつも通り仕事をしている人、自暴自棄になり犯罪に走る人…そして、“終わりの瞬間”を自分で決めるため、政府から配られた自死薬を使って自ら命を絶つ人もいた。 主人公のナツは学校へ通い、放課後は友達と過ごし、家に帰って家族と夕飯を食べる…そんないつも通りの生活を送っていた。ただ、親友の1人は自死薬を使い、先にこの世界から去っていった。 世界の終わりまであと3日、学校で最後の授業を受けた。そして、その次の日、もう1人の親友・じゅんも自死薬を使って命を絶つことになる。ナツは親友に感謝を伝えて手を繋いで見送った。 ナツは5年前、暴力を振るう母と別れ、今は叔母さんと暮らしていた。親友たちもいなくなり、世界滅亡まであと2日というところで、叔母さんはナツへ「お母さんに会ってあげて」と伝え、「5年間ナツのお母さんになれて幸せだった」と残して去っていった。 世界最後の1日。叔母さんから渡された母の日記を読みながら、これまで知る由もなかった母の愛を知るナツ。世界の終わりまであと3時間。ナツは自分の最期の時を選ぶため、走り出した――。 本作へは、「美しい親子愛の話」「やばい、泣いた」など、様々な愛の形を描いた作品に感動の声が寄せられた。主人公の最期は、ぜひ漫画を読んで確認してほしい。 ■作者・西本ナツトさん「悲しい物語にはしたくなかった」 ――『世界が終わる7日間の物語』を創作したきっかけや理由などをお教えください。 創作のきっかけは友達との合同誌でした。 友達の漫画家(橋本カヱさんとかなやんさん)と「世界の終わり」をテーマで創作をしようと決めて、そこから自分は一週間前から順に描いていこうと決めました。 ――本作を描く上で心がけたところ、大切にしたことなどをお教えください。 悲しい物語にはしたくなかったので、悲観的なシーンは少なくしました。 できるだけ短く、できるだけ多様な愛の形を描いてみたいなと思って作りました。 ――作中で特にお気に入りのシーンやセリフなどを理由とあわせてお教えください。 5日目のじゅんの「最後まで黙っていてくれてありがとうな」というセリフと、その一連のシーンです。 創作中二人の関係性ってどうだったんだろうなって考えてて、あれこれ悩んだんですが、このやりとりが浮かんだ時に、スッと二人の関係性がイメージできたんです。 そしてその関係性がすごく素敵だなと思ったので、お気に入りです! ――投稿には多くの反響が寄せられ、「自分だったら~」と想像する読者も見受けられました。西本さんがもしこのお話のように“世界が7日間で終わる”という状況になったら、どのように過ごそうと考えますか? お世話になった人たちや、大切な人たちに会って今までの話をしたいです。 ふざけたり、爆笑したりして、楽しく別れられたら最高です! ――今後の展望・目標をお教えください。 自分の作品が映像化されたら嬉しいなと思ってはいます! やりたいことはいっぱいあるのでとりあえず次の作品を描きます! ――最後に、読者やファンの方へメッセージをお願いします。 読んでくれた皆さんありがとうございます! 最近は、ちょっとだけ勇気を持って誰かと向き合ってみたり、もししんどい時は少し無理して誰かに頼ってみたり、無理しすぎず、いろんなことを大切にしながら、日常を送れる世界がいいなと思って創作してます。 応援してくださってる皆さん、引き続き頑張りますので、応援の程よろしくお願いします!
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