Aシードの意地で準々決勝突破!東福岡&佐賀工がベスト4進出全国高校ラグビー大会準々決勝
〈準々決勝中部大春日丘(愛知)16-31佐賀工1月3日東大阪市花園ラグビー場〉佐賀工は、愛知代表の中部大春日丘と対戦。 開始早々、中央のラックから井上が突破してトライ、幸先良く先制する。 井上はそのままキックも決める。 さらにその5分後、今度は内田が華麗なステップと抜群のスピードでディフェンスをかわし、トライを決める。 しかし、ここから中部大春日丘のディフェンスに苦しめられ、思うように前進する事ができない。 逆に、2本のペナルティゴールを決められ、じりじりと詰め寄られる。 苦しい展開の中、前半終了間際に得た、敵陣22メートル付近のペナルティキックを井上が成功し、なんとか重い空気を払拭して前半を終える。 後半は、開始早々に佐賀工・古賀がトライを挙げる。 その後は、中部大春日丘の追い上げを受けるも、終了間際にまたも内田が持ち味のスピードを活かしてトライ。 4トライ4ゴールの佐賀工が、準優勝した80回大会以来23大会ぶりのベスト4進出を決めた。 〈準々決勝東福岡26ー10茗溪学園(茨城)1月3日東大阪市花園ラグビー場〉前年度優勝校の東福岡は、茨城代表の茗溪学園との対戦に臨んだ。 立ち上がり、ペースをつかんだのは東福岡。 前半7分、井上が敵陣左サイドをパスフェイントを入れて突破、先制トライを奪う。 しかし、その後は茗溪学園に主導権を握られ、前半16分、ラインアウトから同点トライを許す。 攻めに出たい東福岡だが、茗溪学園の激しいタックルの前になかなかトライを奪えない。 それでも前半終了間際、敵陣5メートルでの相手のラインアウトをターンオーバー、利守のトライで再びリードして前半を終える。 後半も一進一退の攻防が続くなか、後半11分、キャプテンの高比良がハーフライン付近から抜け出すと、最後は斜めに走り込んだ坪根がトライ。 その後、トライを返されるも、後半終了間際、敵陣5メートル付近で、フォワード陣が粘って押し込み、最後は松﨑が飛び込んでダメ押しのトライ。 苦しみながらも着実に得点を重ねた東福岡が、11大会連続のベスト4進出を果たした。 準決勝は、5日。 準決勝に進出した4校で抽選が行われ、対戦カードが決まる。