鳥取の観光農園「ふぁんふぁんふぁーむ」、イチゴ狩り開始へ 夜間営業も
鳥取県オリジナルブランド「とっておき」のイチゴ狩りが12月24日、観光農園「ふぁんふぁんふぁーむ」(鳥取市馬場)で始まる。(鳥取経済新聞) 【写真】鳥取県オリジナルブランド「とっておき」 同園は、9アールの農業用ガラスハウスで4800株のイチゴを栽培する観光農園。2019年のオープン以来、毎年12月から5月にかけてイチゴ狩りを行い、県内外から多くの来園者を迎えている。多い日には約80人が訪れることもあるという。 オープンの経緯について、同園を運営する田村豊さんは「県の園芸試験場の協力で『とっておき』の栽培方法を学び、タイミングよくガラスハウスを借りられる機会があった。家族やカップルで楽しめるスポットになればと農園を開いた」と振り返る。 イチゴ狩りではイチゴの栽培通路で30分間収穫を楽しめる。主力品種は鳥取県のオリジナルブランド「とっておき」で、今年品種登録された新品種「堅しろう」も提供。園内には記念撮影用のスポットも設け、赤色やピンク色のイチゴを背景に写真撮影ができる。田村さんは「イチゴは収穫して1時間で味が変わる。採れたてのおいしさを、ぜひ味わってほしい」と話す。 今年で5周年を迎えた同園では、夜間のイチゴ狩りも行う。田村さんは「近年は県外から『とっておき』を求めて来園するお客さまも増え、とてもうれしい。昨年から新たに始めた夜間のイチゴ狩りも、今年は回数を増やしていきたい」と意気込む。 営業時間は10時~15時。月曜・木曜定休。2月中旬まで、金曜・土曜のみ18時~19時30分の夜間営業も行う。料金は、中学生以上・大人=2,800円、小学生=1,800円、3歳以上小学生未満=800円、3歳未満無料。事前予約制で、「じゃらん」で予約を受け付ける。営業は5月中旬ごろまで。
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