三菱自13.8万台改善対策 凍結対策なく制動距離が長くなる恐れも
三菱自動車は1日、ブレーキ装置を補助するポンプの材質が不適切だったとして、「デリカ」と「エクリプスクロス」の2車種計13万8839台(2012年12月~24年1月製造)の改善対策を国土交通省に届け出た。 国交省によると、ポンプのバルブが凍結対策をしておらず、零下を大きく下回る状況では水分が凍結して装置が機能せず、制動距離が長くなる恐れがあるという。これまで12件の不具合が報告された。事故は起きていないという。(増山祐史)
朝日新聞社