張り込み中の刑事たち描く、木下半太の「クレイジーレイン」に中尾暢樹ら
舞台「クレイジーレイン」が、来年3月5日から9日まで東京・新宿シアタートップスで上演される。 【画像】中尾暢樹 「クレイジーレイン」は、木下半太が主宰を務める渋谷ニコルソンズがかつて上演した作品。2020年にはABCテレビ、テレビ朝日でテレビドラマ化もされた。今回は同作が、木下の脚本・演出により立ち上げられる。出演者にはテレビドラマ版にも出演していた中尾暢樹をはじめ、池岡亮介、納谷健、そしてWキャストの中山翔貴と真弓が名を連ねた。 劇中では、4人の刑事たちによる、張り込み先のライブハウスを舞台にした“ワンシチュエーションサスペンス”が展開する。張り込み中の些細な会話から、刑事たちの禁じられた恋、容疑者との共謀、汚職、殺人といった“秘密”が明らかになっていき……。キャストと木下からのコメントは以下の通り。 ■ 中尾暢樹コメント クレイジーレイン。舞台化!! ドラマから引き続きよろしくお願いします。 と思ったら役変わってる!!! ということで、また一から望む心意気です。 木下半太さんをはじめ尊敬できる仲間たちと稽古の中で色々生み出す過程が楽しみで仕方ありません。 劇場でお会いしましょう。 ■ 池岡亮介コメント 4人全員なにか怪しい。 腹にイチモツ抱えた人物たちの会話劇、 しかもワンシチュエーション。どんな歪な空間が生まれるのか、今からとても楽しみです。 劇場でお待ちしてます! ■ 納谷健コメント 顔馴染みのメンバーと少人数でのサスペンスコメディ。木下半太さんとご一緒できるのも嬉しく、稽古が楽しみです。 ■ 中山翔貴コメント 本作が、自身初舞台出演です! たった4人の登場人物が会話を繰り広げていき、物語が急展開していく作品です。 会話劇ということで不安もありますが俳優としてすごく楽しめる役を頂いたので全力で狂っていきたいなと思います! ■ 真弓コメント 今回こうして、木下半太さん、事務所の先輩方とご一緒できることが光栄です。 4人の刑事たちの、何かを抱え怯えながらも自分の正義を守るために嘘をつき、必死に生きている姿は、人間臭く滑稽で、 とても魅力的です。そんなクレイジーな刑事たちを是非劇場でご覧下さい。 ■ 木下半太コメント 会話劇が好きなんです。昔から。 それも少ない登場人物だとなお、いい。 歌もダンスも激しいアクションもない。 そしてシンプルなセット。 演劇ならではの生の魅力がそこにあります。 クレイジーレインは会話の応酬の中で、刑事たちの立場がコロコロ変わる逆転劇です。 ほんの些細な言葉がどんでん返しの布石になっているの耳でもぜひお楽しみください。 ■ 舞台「クレイジーレイン」 2025年3月5日(水)~2025年3月9日(日) 東京都 新宿シアタートップス □ スタッフ 脚本・演出:木下半太 □ 出演 中尾暢樹 / 池岡亮介 / 納谷健 / 中山翔貴(Wキャスト) / 真弓(Wキャスト)