【ラグビーW杯】日本代表 強力アルゼンチンを抑えるポイントは“ドミネートタックル”
◇ラグビーワールドカップ2023フランス大会(9月8日-10月28日) 10月8日に決勝トーナメント進出をかけたアルゼンチン戦を控える、ラグビー日本代表。 【解説】ラグビー日本代表 決勝トーナメント進出の条件は? アルゼンチンへの勝利へ。日本の守備のポイントについて、元日本代表主将の廣瀬俊朗さんが紹介しました。 強力な攻撃を誇るアルゼンチンを抑えるために、廣瀬さんが挙げた守備のポイントは“ドミネートタックル”。 ドミネートとは、相手を“支配する”意味で、相手を仰向けに倒すタックルを“ドミネートタックル”と呼び、「相手の勢いを止められるので、一番理想のタックル」と廣瀬さんは語ります。 サモア戦でも日本代表によるドミネートタックルが見られ、廣瀬さんは「ターンオーバーのチャンスが生まれたり、勢いを止めたり、ジャッカルして奪ったり」とチャンスが生まれやすくなると指摘。ドミネートタックルが増えることで、「アルゼンチンが自分たちの勢いを失ったり、フラストレーションが溜まって(チームが)バラバラになる。勢いに乗りたいところでやられると『ちょっとあかんかなぁ』となる」と、精神的な効果もあると話します。 またドミネートタックルを成功させるコツについては「(相手との距離)が遠いといけないので、足をできるだけ近づける」と紹介しました。