大谷翔平のムーンショットは「見ているだけでとても素晴らしい」現地記者も感動するしかない
ドジャースの大谷翔平が現地時間4月8日(日本時間9日)のツインズ戦で3号ソロを含む5打数3安打1打点と活躍し、チームの勝利に大きく貢献した。 【動画】レフトスタンドへ!大谷翔平が今季3号アーチのシーン この試合、大谷が7回の第4打席で放った左翼席への一発に現地記者も魅了されたようだ。 『MLB.com』のパトリック・ドネリー記者は「最新の(Red-hot)オオタニは、見ているだけでとても素晴らしい」というタイトルの記事を配信。7年ぶりに米本土で見られた皆既日食の話題に触れながら、「ツインズのファンは月食のようなものを見ることができた」と記した。 ツインズのファンが多く占める敵地のターゲット・フィールドで「ジェームズ・アウトマンとともにショウヘイ・オオタニが空高く舞い上がるムーンショットを放った」と、大谷が美しい放物線を描いた事実を、叙情的な文章でつづった。 2-2の同点で迎えた7回は、7番のジェームズ・アウトマンと大谷の2本のソロアーチが飛び出して、4-2と勝ち越しに成功し、ドジャースがそのまま逃げ切った。 大谷は3号ソロに加えて初回と6回にそれぞれ二塁打を放ち、最近5試合で8本の長打を記録している。また、自己最多となる5試合連続マルチ安打をマークした。 この事実に同記者は「ドジャーブルーを身にまとってまだ日が浅いが、オオタニは入団時の大きな期待に応えるだけの実力をすぐに示した」と、賛辞を送った。 大谷の今回の”ムーンショット”は106.9マイル(約172キロ)で、角度は38度という逆方向への一撃だった。 美しい弾道に現地記者も見惚れるしかなかない一発。これでメジャー通算本塁打が174本となり、松井秀喜氏の175本にあと「1」本まで迫った。記録に追いつくのも時間の問題といえるほど、今の大谷は手がつけられない。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]