第2回世界平和サミット、11月の開催は見送り ウクライナ高官が表明
ロシアの侵略を受けるウクライナのザリブナ大統領府長官顧問は8日、ウクライナ主導の和平案を協議する第2回「世界平和サミット」について、当初目指していた11月中には開催されないと明らかにした。インタビューでの発言として現地メディアが伝えた。 ザリブナ氏は同日、交流サイト（SNS）でも「10月末に（捕虜や子供の返還など）各議題に関する会議が開かれる。その後、サミットの日付が決められる」と述べた。 ウクライナのゼレンスキー大統領はこれまで、第2回サミットを11月中にも開催したい意向を表明。6月の第1回サミットには招待しなかったロシアを第2回には参加させる考えを示してきた。一方、ロシアは招待されても同サミットには出席しないと表明している。（小野田雄一）
