今永昇太7回途中2失点で39日ぶり6勝目 規定投球回に達し1・96で3位 救援陣がまたも今永を助ける
◆米大リーグ レッズ2―4カブス(9日、米オハイオ州シンシナティ=グレートアメリカンボールパーク) 【動画】復帰即!誠也3安打…走って走って今永助ける カブスの今永昇太投手が9日(日本時間10日)、敵地のレッズ戦に先発し6回2/3を5安打2失点で5月1日メッツ戦以来の6勝目を挙げ、チームの連敗も3で止めた。 2試合連続5回途中で大量点を許して降板していた今永だったが、1回表に3点を援護してもらったこの日は違った。 1回は簡単に3者凡退、2回も1安打を許すも無失点。3回先頭のマーリーに甘い直球を左翼席に叩き込まれたが、その後は6回までノーヒット。 しかし、7回にスティア、インディアに連打、続くエスピナルにタイムリーを許したが、二塁を狙ったエスピナルを左翼ハップからの好返球で刺したのが大きかった。ここで首脳陣がマウンドに駆け寄ったが左打ちのフリードルだったことで続投。スイーパーで空振り三振に仕留め、2番手ライターと交代した。ライターが後続を抑えて2失点に終わり、規定投球回に再び達した防御率は1・96となって、1・81のスアレス(フィリーズ)、1・85のロペス(ブレーブス)に次いでリーグ3位で登場した。 今季、今永が走者を残して降板は5度目となったが、いずれもリリーフ陣が後続を断って、失点を封じているだけに救援陣にも支えられている。
報知新聞社