【住之江ボート オール大阪「2024ラピートカップ」】湯川浩司 強烈パワーで6回目のオール大阪制覇
7日の12Rで優勝戦が行われ、湯川浩司(44=大阪)がイン逃げで勝利。2021年8月18日の摂河泉以来、6回目のオール大阪制覇を決めた(ラピートCは08年以来2回目)。今年は3月4日のG1江戸川68周年以来3回目で、通算では63回目の優勝となる(住之江では22年9月25日以来14回目)。2着には3コース捲り差しの上條暢嵩、3着争いは3周2マークまで接戦となり、6号艇の上田龍星が入った。 スタート展示通り3対3の枠なりに落ち着き、湯川は「頑張って行きました。間違いなく入ってる」と的確なコンマ17で仕掛けた。3コースから上條が捲り差しで迫ったが、湯川は強力パワーでバックストレッチを伸ばして、Vゴールへと突き進んだ。 今年は江戸川でG1、G2を優勝するなど好況。現在、大阪支部の“賞金王”は優勝賞金220万円を加算した。SGオーシャンカップ(7月23~28日、大村)の出場も発表され、年末の住之江グランプリ(12月17~22日)出場が期待される。「(目標は)グランプリて言うときます」と笑顔でリップサービス。「オール大阪は48大会連続で準優に乗ってる。凄ない?」。16年間に渡り安定した航跡を残した地元住之江。円熟期を迎えた2024年も、師走の大舞台が待っている。