爽やかな香りと甘み スイーツや汁物に 島にんじんをPR 沖縄県中城村 12月12日「いいにんじん」で島にんじんの日
沖縄県中城村の浜田京介村長は、村が条例で「島にんじんの日」に定める12日、島にんじんの旬入りを宣言した。夏場の高温の影響を受けたものの11月下旬からは天候に恵まれ、爽やかな香りと甘みのある仕上がりになったという。来年1月まで収穫の最盛期が続く。 この記事の他の写真・図を見る 12月12日は「いいにんじん、いいにんじん」の語呂合わせで島にんじんの日。同村内の飲食店など8店舗で31日まで、村産の島にんじんを使った汁物やスイーツを楽しめる。 オキコ(西原町)は来年1月末まで、島にんじんと豆乳を使ったロールパン(6個入り238円)を販売する。店舗利用またはロールパン購入で島にんじんの収穫体験が当たる。 島にんじんはウチナーグチで「チデークニ」と呼ばれ、少なくとも290年前の琉球王国時代の書物に記録が残っている。現在、県内の島にんじんのうち中城村産が約7割を占めている。 問い合わせは中城村産業振興課、電話098(895)2163。