クルスク州の橋を連続攻撃 ウクライナ軍、補給妨害
【キーウ共同】英国防省は14日、ウクライナ軍が越境作戦を続けるロシア西部クルスク州で、セイム川に架かる橋を連続で攻撃しているとの分析を発表した。ロシア軍の補給を妨害する狙い。破壊された橋を撮影したとする写真を公開した。 ウクライナ側はクルスク州内の100集落を制圧したと主張してきたが、ロシア国防省は12日、10集落を奪還したと発表。ゼレンスキー大統領は12日の記者会見で「ロシアの反攻が始まった」との認識を示していた。 ウクライナ南部ザポロジエ州の知事によると、同州グリャイポレの農業関連企業が14日、ロシアの攻撃を受け、従業員ら3人が死亡した。