福井県のGW観光地客数、敦賀赤レンガ倉庫は40%増加 各地で前年上回り、県「北陸新幹線の効果」
福井県は5月10日、ゴールデンウイーク(GW)期間(4月27日~5月6日)の県内主要観光地10カ所の入り込み客数を発表した。9カ所で前年同期(4月29日~5月7日)を上回り、敦賀赤レンガ倉庫(敦賀市)が40・7%増と最も伸び率が高かった。県観光誘客課は「北陸新幹線の開業効果が県内全域に広がっている」と分析した。 【写真】多くの観光客でにぎわう東尋坊 最も入り込み客数が多かったのは、西山公園(鯖江市)で前年同期比26%増の19万2765人。さばえつつじまつりや、人気グループEXILEのメンバーがプロデュースするコーヒー店とコラボしたカフェの開店などにより、県内外から多くの観光客が訪れた。東尋坊(坂井市)も同26・5%増の7万1887人と好調に推移した。 福井県はGW後も観光需要の維持拡大を目指し、県内宿泊者にデジタル地域通貨「ふくい はぴコイン」や県産品を抽選で贈る「ふくいdeお得プレゼントキャンペーン」などを展開する方針。
福井新聞社