「韓国代表監督に興味がある」欧州のレジェンドたちが続々と後任候補に挙がるも地元メディアやファンは「災難が起こる」「時代遅れだ」と冷ややか
「KFAは指導者としての実力よりもネームバリューを重視してきた」
韓国全国紙『京郷新聞』の論説も冷ややかだ。 「両名ともに選手としての実績は申し分ないが、監督としては成功しなかった。ネット上のファンの反応がシラけているのも当然である。KFAはクリンスマン監督の起用に見られるように、指導者としての実力よりもネームバリューを重視してきた。ファンはもはや実際に代表チームを強化できる韓国人監督がより良い人選だと考えている。今回噂に挙がった両名は現代サッカーの潮流から考えると、時代遅れと言わざるを得ない」 そのうえで同紙は「次期代表監督の選考には、現代サッカーに適した深い戦略性とリーダーシップが求められるだろう。KFAが監督人事を成功させるためには、こうした国民からの意見や批判を真摯に受け止めながら、慎重に人選を進める必要がある」と論じた。 3月下旬にはワールドカップ・アジア2次予選が開催され、韓国代表はタイとの2連戦に臨む。自国監督といっても、Kリーグ開幕は目前でそう簡単に交渉が進むとも考えられない。アジア・チャンピオンズリーグのゲームで来日していた蔚山のホン・ミョンボ監督は「何も知らない。だから話せない。これが今の私の立場だ」と話すにとどめた。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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