ギャグから一転、戦慄のシリアス展開!「ドラゴンボール」悟空が初めて大猿化した恐怖映像
まさか祖父の孫悟飯が死んだ理由が悟空にあったなんて……。「ドラゴンボール」で神龍にギャルのパンティを願うなどギャグ多めだった雰囲気もつかの間、その直後に満月を見た悟空が初めての大猿化を見せる急展開があった。 【映像】悟空が”大猿”になって作者もビビってしまった瞬間(21分34秒ごろ~) ピラフ(CV:千葉繁)一味の世界征服という野望を、ウーロン(CV:龍田直樹)の機転でなんとか阻止することに成功した悟空たち。しかし再び囚われの身となってしまうと、今度放り込まれた建物は悟空のかめはめ波でもビクともしない鋼鉄製。上部は超強化ガラスという堅牢な作りになっていた。 翌日の昼間の太陽が差し込むとオーブントースターのように熱くなる、というピラフの言葉にブルマ(CV:鶴ひろみ)たちに絶望感が広がる。そんななか、満月が話題になると悟空が「満月の夜ってよ、すんげえ怪物が出るんだぜ!」と、突拍子もないことを言い出した。「オラのじいちゃんそいつに踏まれてペチャンコになって死んだんだからな!」と祖父・悟飯が死んだ理由を明かすと、ヤムチャ(CV:古谷徹)も「なに!?あの武道の達人孫悟飯が……!?」と驚きの声をあげる。 さらに悟空が「じいちゃんよくいってたなー。満月の夜は月を見ちゃだめだぞと」と続けたとき、ここでようやくヤムチャたちが怪物の正体は悟空なのではないかと疑い始めた。ブルマが悟空に祖父がつぶされたときに満月を見たのか尋ねると、悟空の答えはイエスだった。 疑惑が深まるも、そんなことあるはずないと自分たちに言い聞かせるブルマたち。とはいえ万が一悟空が怪物になったら自分たちの身が危ないため、「あんたやっぱり満月見ちゃダメよ!いい!?」と念を押したところ……。見るなと言われると確認したくなるもの。悟空は「ん?」と満月のほうを振り返ってしまった。 「あちゃー……また見ちゃった」と笑うだけで特に変化が見られなかった悟空にブルマたちもほっと胸をなでおろした次の瞬間、悟空の目が赤く変化すると、体が“ドクンドクン”と大きく脈打ち始めた。そして恐ろしい形相になると、服を破るほど膨らんだ体には体毛が現れ、顔も凶暴な猿そのものに。みるみる巨大化していくと、大きな猿となって堅牢な牢獄を突き破ったのだった。 叫び声も怪獣そのもの。まさかこれほど恐ろしく巨大な猿になるなんて誰も思っていなかっただろう。ナレーションも思わず「なんと!満月を見た悟空が怪物猿に大変身!これには作者もビビった!チビってしまった!知ーらない!知ーらないぞっと!」と突き放す始末だった。 1986年から1989年に放送されたTVアニメ「ドラゴンボール」は、「週刊少年ジャンプ」(集英社)で1984年から1995年まで約11年間連載され、シリーズ累計発行部数が全世界で2億6000万部を超える鳥山明の同名漫画が原作。以降も「Z」「GT」「改」「超」など数々のアニメシリーズが制作され、20作を超える劇場版も公開されたほか、数多くのゲームシリーズにもなっている大ヒット作だ。 40周年を迎えた2024年、故・鳥山明氏が原作・ストーリー・キャラクターデザインを手掛けた完全新作アニメシリーズ「ドラゴンボールDAIMA」も10月11日より放送されている。 (C)バードスタジオ/集英社・東映アニメーション
ABEMA TIMES編集部