大島優子、小芝風花とは「シンクロすることが多い」 撮影で感じた身体の変化を語る
共演者たちとの撮影時の過ごし方
ーー他の相談室メンバーとは、どのように過ごしていますか? 大島:皆さん、キャラクターそのままなところがあるなと感じています。わたしと風花はずっとおしゃべりしていますし、戸次(重幸)さんは知恵の輪をしている。半海(一晃)さんはペン回しをするシーンが多いこともあって、ペン回しの練習をしています。(吉田)鋼太郎さんは目をつぶっていますね。 ーー大島さんとの共演が決まった際、吉田さんは喜んでいらっしゃいましたね。 大島:めちゃくちゃ嬉しかったです。「仕掛けてくる」という噂はかねがね聞いていたのですが、噂以上におもしろいです。何通りもの言い回しがあるので勉強にもなりますし、芝居でのコミュニケーションが変わっていくのがおもしろいなと思いました。 ーー第4話では月本真の過去が明らかになりましたが、どのように臨みましたか? 大島:特に準備はしませんでした。何度読んでも、どう考えても、婚約者が亡くなるということ自体辛いので。自分も結婚しているからこそ、あまり触れないでおこうと思ったんです。特に生きようと頑張っている姿の映像を見るのが辛くて、テストでも泣かないように頑張っていましたね。 ーー婚約者を演じた福田悠太さんの印象、役者としての魅力を教えてください。 大島:すごくいい役者さんだと思いました。本人が心を閉ざすシーンから始まって、それは真にとっては辛いシーンだったんですけど、心から閉じているなと感じました。それがあったからこそ、ほかのシーンがしっかりと作られていって、2人の関係性の想像がかき立てられたんだと思います。 ーー最後に視聴者の方にメッセージをお願いします。 大島:第1話から第3話で毎回、いろんな形でご遺体の身元を探っていって、しっかりと大切な人のもとへ返すために奔走していましたが、第4話では真の過去、しかも13年という長い月日の過去が明らかになりました。私としては本当になかなか向き合いづらい過去だったなっていうのと、それでも乗り越えて、また新しくスタートしようという、真自身がきちんと機会を与えてもらえた大事なエピソードでした。でも、第5話から、また新しいスタートが切れるということで、ここから最終話まで桜と一緒に、もっと息の合ったバディとして作り上げていこうと思いました。まだ序盤ですが、このドラマを通して、皆さんの活力になってくれたら一番嬉しいです。
於ありさ