「ずっと見てたい」 「非公式」だからこそ盛り上がる人気作のカップル(?)達
コントを繰り広げるふたりは相性ばっちり?
仕事の同僚という関係性なら、『鬼滅の刃』に登場する「冨岡義勇」と「胡蝶しのぶ」も外せません。ふたりは「十二鬼月」の「累」と戦う「那田蜘蛛山編」で一緒に登場したときに、漫才のようなやり取りを見せていました。 那田蜘蛛山編では義勇が鬼の「禰豆子」をかばったことでしのぶと対立し、一触即発の雰囲気を迎えます。しのぶは柱なのに鬼をかばう義勇へ「そんなだからみんなに嫌われるんですよ」と煽ると、義勇は「俺は嫌われていない」と否定しました。しかし、しのぶはそんな義勇へ自覚がなかったのかとさらに追い打ちをかけます。 この一連の流れはファンからも「コントみたいで面白い」「夫婦漫才感がすごい」と声があがり、ふたりの関係を面白がる人も多いようです。なお、このときのしのぶは天然ドジっ子と認識している義勇が鬼の前でボーッとしていたため、助けようとしていたことがコミックス第5巻のおまけページで語られました。それなのに、かえって義勇に邪魔をされてしまい、しのぶは怒っていたそうです。 ほかにも、しのぶが義勇をつんつんと突いている姿が第4巻のフリースペースや、第5巻の表紙裏に描かれています。また、人間観察力に優れた「岩柱」の「悲鳴嶼行冥」は、『鬼滅の刃 公式ファンブック 鬼殺隊見聞録・弐』の柱たちが互いへの印象を語った「柱相関言行録」というコーナーで、しのぶに関して「冨岡と話すのが楽しそう」、義勇に関しても「胡蝶と話すのが楽しいらしい」とコメントしていました。 互いに好き合っていた、とはいえませんが、「もし付き合ったらいいカップルになっていたかも」くらいのバランスのふたりだからこそ、ファンから推されるのかもしれません。 ※禰豆子の「禰」は「ネ」+「爾」が正しい表記
LUIS FIELD