中山美穂さん、最後のアルバムのプロデューサー明かす「もう一度、音楽をやりたいんだという意思はすごく強くて…」
7日放送の「サタデーステーション」(土曜・午後8時54分)では、俳優で歌手の中山美穂さん(享年54)が6日に都内の自宅で死去したことを報じた。 【写真】美穂さんの自宅マンションに入る妹・忍 今回、新型コロナ禍直前の2019年に中山さんが発売、最後のアルバムとなった20年ぶりのオリジナルアルバム「neuf neuf」(ヌフヌフ)のプロデューサーを務めた音楽プロデューサー・高田漣さんがVTR出演。インタビューに答え、「自分がもう一度、音楽に向き合うんだっていうような…」と、近年の中山さんの音楽への姿勢を明かした。 フランス語で「新しい」という意味を持つ「neuf neuf」について、「何か、その新しいことを始めようとしていて、それが結果的にタイトルに収斂(しゅうれん)していったんだろうと思います」と高田さん。 「録音するメディアがテープからコンピューターベースに変わってるんですよね。(中山さんは)自分が浦島太郎のような状態だと言うことをおっしゃってましたね。やっぱり、そこには20年というブランクも関係していたと思うんですけど、もう一度、音楽をやりたいんだという意思はすごく強くて…」と続けた。 その上で「『歌を歌いたくて、音楽をやりたくて、自分は芸能界に入ったんだ』と常々おっしゃっていて、その原点みたいなものに戻っていく瞬間だったのかなと思います。お客さんの反応が感じられるという意味では、ライブというものにすごく興味が向かっていたのかなっていう気がしました」と話していた。 6日に死去した中山さんはその日夜、大阪市内でコンサートを行う予定で、警視庁渋谷署によると、朝に都内の待ち合わせ場所に来なかったため、事務所関係者が知人と自宅を訪問。浴室で倒れているところを発見された。
報知新聞社