家庭・仕事と両立してボディメイク、生まれた人生のハリ「若々しい40代になり、ベストボディの楽しさを伝える存在になりたい」【萩原慎也(後編)】
2023年は子育ての兼ね合いで大会出場を見送ったが、今年は満を持して再度モデルジャパン部門に参戦。岐阜大会(5月6日)こそ1位を受賞したが、その後、名古屋大会(8月11日)で6位、関西大会(10月27日)では5位と結果は例年に比べて振るわず、いよいよ連覇はとだえるかとの崖っぷちに立たされている。 しかし、トレンドを把握しながら初心に戻りレッスンにも通い始めステージの感覚を進化させ、11月24日の日本大会に新たなスタイルで5度目の総合グランプリ獲得という快挙を成し遂げるべく、磨いたボディでステージに立つ。 「今年の自分は挑戦者だと思っています。僕は地方大会では何回も負けました。それだけレベルが上がっていることは間違いないのですが、長年参加している選手でも変化を見せられれば結果につながることを証明できたらと思います!」 BBJでの記録更新はもちろんのこと、その先に見据える目標について、萩原さんは思いを語ってくれた。 「健康でいることが大前提ですけど、若々しい40代になりたいですね。挑戦し続ける姿を家族にも見せていきたいと思います。ベストボディに必要とされるような選手になれたら、ステージの楽しさを伝える側にもなりたいとも思っています!そしていつか日本以外でも海外のフィットネスに触れてみる目標もあります! 自分が好きなことで海外に挑戦するのがひとつの夢でしたし、健康でいればいろいろなことに挑戦できることを、自分の活動を通して伝えられたらうれしいです。今後も関わっていただける方が、僕に出会ってよかったと思えるような活動ができるようにがんばりますのでよろしくお願いいたします」
取材・文/森本雄大