【動画】通天閣、未点灯の「光の天気予報」復旧 ── 原因はヒューズ経年劣化
26、27両日夜に一部点灯していなかった大阪のシンボル「通天閣」(大阪市浪速区)の名物「光の天気予報ネオン」が28日夜に復旧。関係者らはネオンの点灯とともに安堵の表情を浮かべた。
市民からの情報で復旧作業へ
通天閣の高井隆光副社長によると、原因は経年劣化によりヒューズがとんだことだったという。26日夜から消えていたが、これを見ていた市民からの情報で2段構造になっている同ネオンの上部・北側、下部南側の未点灯が判明。ネオンの管理会社が対応し復旧に至ったという。 今回の復旧に通天閣の関係者は安堵の表情を浮かべ「市民の皆様がしっかり見ていてくださって。愛していただいていることを感じて本当に感謝です」などと話していた。
「光の天気予報」ネオンは1979年開始
通天閣「光の天気予報」ネオンは1979年開始。日本気象協会関西支社(大阪市中央区)の職員が専用端末回線を使って操作し点灯させる。晴れは「白色」、曇りは「オレンジ色」、雨は「青色」雪の時は「ピンク色」に点灯。晴れ時々曇りなどの場合は、上半分が白色、下半分がオレンジ色に点灯する。