朗読劇「若草物語」公開舞台稽古取材会に出席した、左から小泉萌香、綾凰華、有紗瞳、星南のぞみ

　元宝塚の有沙瞳、綾凰華、星南のぞみと小泉萌香（28）が5日、東京・博品館劇場で、朗読劇「若草物語」公開舞台稽古取材会に出席した。 　有沙は長女メグ、綾は次女ジョー、小泉は三女エイミー、末っ子のベスを星南が担当する。 　有沙、綾、星南は宝塚98期の同期生。綾は「3人とも組替えを経験しつつも雪組に在籍し、同じ舞台に立ったこともある」とし、「宝塚時代にどちらのお兄ちゃんをしたことがある」という。宝塚時代、綾は男役、有紗と星南は女性役だった。本作では4人で全ての登場人物を演じるが「私が女性で2人が男性と反転する瞬間もあって、そこが面白いなと、個人的にはムフムフしています」。 　また、「久しぶりに会っても同期の心が落ち着く感じがある」とした上で、「萌ピー（小泉）がかわいくて、3人で末っ子のように愛でていて、そんな4人で仲良くしている空気感が伝わればいいなと思ってます」と続けた。 　小泉は「稽古中からぜいたくな時間をすごさせてもらっていて、『私も宝塚を卒業したっけ？』みたいに思えるくらい、お姉さま方にはフランクに接してもらっています」と明かした。 　有沙は「作品の始めから終わりで1人ずつが成長し、変わっていく作品となっています」とし、「もちろん作品としても楽しんで欲しいですし、1人ずつの人生にも、ぜひ注目していただけたらうれしいと思います」と意気込んだ。 　同作は同所で6、7日に計4回、上演される。