グレパ旋風はまだまだ続く

　グレン・パウエル主演で、エドガー・ライト監督がスティーブン・キング原作の「バトルランナー」をリブートする「The Running Man（原題）」が2025年11月21日に全米公開されることが決定した。 　1987年製作のオリジナル版は、ディストピア的近未来の世界で、テレビ中継の殺人ゲームの標的になる男たちの反乱を描いたアクション映画。アーノルド・シュワルツェネッガーが主演を務め、ポール・マイケル・グレイザー監督がメガホンをとった。 　米パラマウントのリブート版が公開される25年11月21日には、大ヒットブロードウェイミュージカルの映画化の続編「ウィキッド：パート2（原題）」や、ワーナー・ブラザースのタイトル未定のイベント映画の公開が予定されている。 　米Deadlineによれば、パラマウントは同作の他にも公開日の変更を行い、賞レース向け作品の「September 5（原題）」を11月29日に限定公開し、12月13日から拡大公開することを決定した。 　その他にも、ブライアン・ベルティーノ監督、ダコタ・ファニング主演のホラー映画「Vicious（原題）」は、25年8月8日から25年2月28日へ前倒しに。一方で、ミュージカルアニメ映画「スマーフ（原題）」は2月14日から7月18日へ延期され、当初7月18日に公開予定だったリーアム・ニーソンとパメラ・アンダーソンが共演する「裸の銃（ガン）を持つ男」のリブート作品は8月1日へとずれ込んだ。