大谷翔平、太もも裏痛とロバーツ監督明かす 全力疾走出来ずも三塁打
◆米大リーグ レッズ3―1ドジャース(25日・米オハイオ州シンシナティ=グレートアメリカンボールパーク) ドジャース・大谷翔平投手(29)が25日(日本時間26日)、敵地・レッズ戦に「2番・指名打者」でフル出場し、3打席目に11打席ぶりの安打となる今季2本目の三塁打を放ったが、今季ワーストタイの1試合3三振を喫して4打数1安打だった。チームは投打がかみ合わず今季ワーストの4連敗となった。 剛速球右腕・グリーンと対戦した1、2打席目はともにスプリットで三振。それでも1点を追う6回1死走者なしの3打席目にはそのスプリットを捉えて右翼線への三塁打を放った。全力疾走とは言えないスピードを緩めた走りで三塁へ滑り込み、2試合、11打席ぶりの安打。三塁手がタッチしたグラブが当たって頭を気にするしぐさを見せたが、大事には至らなかった。ロバーツ監督は試合後、大谷の走塁について、太もも裏を痛めていたために全力疾走できなかったことを明かした。大谷は16日(同17日)の本拠地・レッズ戦で初回の1打席目に四球を選んで出塁した際に、けん制球が左太もも裏に直撃して苦悶(くもん)の表情を見せていた。 その後4打席目も空振り三振に倒れたが打席に立ち、大事には至っていないようだ。
報知新聞社