ウシクのプロモーター、フィリップ・フルゴビッチ戦の噂について最新情報を提供 | ボクシング
【ボクシング】フューリーの負傷によって試合が流れたオレクサンドル・ウシクだが、フィリップ・フルゴビッチと対戦するのではないかと噂が立っている。
ヘビー級3団体統一ヘビー級チャンピオンのオレクサンドル・ウシクは、プロモーターのアレックス・クラシュクの言葉によれば、タイソン・フューリーとの試合が延期された後も戦うことに変わらぬ情熱を燃やしているとのことだ。 ウシクとフューリーは日本時間2月18日、サウジアラビアでヘビー級の絶対王者決定戦を行う予定だったが、フューリーがスパーリング中に深い切創を負ったため延期された。 フューリーが数ヶ月間試合を行えなくなる可能性があるため、ウシクのIBFタイトル指名防衛戦にフルゴビッチを立てる可能性が浮上している。 当初開催予定だった試合は実施されないが、クラシュクは「ボクシングニュース」とのインタビューで両陣営間の交渉が継続中であり、一つの問題点をクリアできれば対戦が実現可能だとの確信を示している。 ウシクとフルゴビッチ間の対戦が実現しそうかと問われたクラシュクは「いや、現在は交渉中だ」と返答した。 「彼の陣営から連絡があった。フルゴビッチは既にトレーニングキャンプに入っており、3月8日の試合に向けた準備をしている。サウジアラビア側とは契約済みで、ESPNのインタビューに答え、2月17日にウシクとの対戦に挑む意欲があると表明している。これはいい兆候だ」 「唯一の課題はフルゴビッチの財務的要求を満たすことだ。それをクリアすれば対戦は成立する」 フルゴビッチの次戦は、本来3月8日(※現地時刻)にアンソニー・ジョシュアvsフランシス・ガヌーのアンダーカードでジョセフ・パーカーとの対戦が予定されていた。だが、パーカーは現在中国人ヘビー級ファイター張志磊と対戦することになり、予定が変更されている。 まだ具体的な試合日や対戦相手が確定していないフルゴビッチ。IBF、WBA、WBOの世界ヘビー級タイトルを懸けて、トップファイターの一人であるウシクに立ち向かう絶好の機会が訪れているかもしれない。
Matt Astbury