マクドナルド佐賀県進出40年 記念ラッピングバス運行 SAGAアリーナとイオンモール佐賀大和結ぶルートも
ファストフード店「マクドナルド」の佐賀県内1号店のオープンから40周年を迎えるのを記念し、26日からラッピングバスの運行が始まった。1984年10月に開店した唐津店(唐津市)を皮切りに、県内でマクドナルドをフランチャイズ経営する昭和フード(佐賀市)と昭和自動車(唐津市)、県が1年間運行する。 25日に佐賀市の昭和自動車佐賀営業所で運行式が開かれた。バスの車体にはハンバーガーやポテトのイラストが描かれ、バス停に近づくとポテトを揚げる際に店舗で流れる電子音が車内放送される。佐賀市内などを運行し、国民スポーツ大会・全国障害者スポーツ大会の期間中はSAGAアリーナとイオンモール佐賀大和を結ぶルートも設ける。 式には昭和フードの本多広知社長、昭和自動車の今泉健吾常務執行役員、さがMaas事業実行委員会の黒木隆浩会長らが出席。テープカットにはマクドナルドのキャラクター「ドナルド・マクドナルド」も参加した。 県内にマクドナルドは16店舗あり、昭和フードはそのうち15店舗を佐賀市や鳥栖市など8市町で経営している。直近では2021年、小城市に出店した。 本多社長は「40周年を迎えられたのは地域の皆さまのおかげ」と感謝し、「バスを見かけたら街中でかわいがってほしい。普段ファストフード店を利用しない人にもマクドナルドを身近に感じてもらえたら」と話した。(秋根紗香)
秋根紗香