鈴木愛、永久シードに向けて「早く勝ち星を挙げたいという思いもある」
鈴木愛が国内女子ツアーの明治安田レディス ヨコハマタイヤゴルフトーナメント(高知県/土佐カントリークラブ)で今季初優勝、ツアー通算19勝目を飾った。 ―優勝した今の気持ちは ショットは決勝に入ってから予選より乱れていましたが、パットは入っていたし、フィーリングよく打てていました。ショットの精度をもう少し調整できれば良かったかなと思います。 ―3番で2打差に 小祝さくらちゃんに追いつかれそうになっていたので、緊張感を持ってプレーできました。チャンスらしいチャンスが少ない中、よく耐えていたと思うし、9番のパーパットが大きかったかなと思います。 ―徐々にプレーが良くなった 1番は良いバーディパットが入って、2番、3番は連続ボギーを叩いたので少し上の空でしたが、その後はボギーを叩かずパーオンができたので、少しずつ感覚が戻って来て、気持ち的にいつも通りにプレーできました。 ―永久シードが目標になったのはいつか ここ2年です。 ―ここ2年は苦しい時期だった 伸び悩んでた時期でしたが、コーチに習いだして「永久シードを目指して頑張ろう」と言われました。正直、習うまでは2021年が終わった時点で辞めたかったです。モチベーション的にもですし、上手くなるイメージが沸きませんでした。それでも周りからは「続けて欲しい」と言われたので、自分の好きなようにやって、まだ実力的に永久シードが目指せると分かったので、目指すようになりました。 ―直近の目標は 全米女子オープンにどうしても出たかったので、3月か4月に1回は勝ちたいと思っていました。ここまで順調に良い結果を残せるとは正直、思っていなかったのでビックリしていますが、30勝に向けても早く勝ち星を挙げたいという思いもあります。 ―30代はどういう人生を送りたいか 楽しく送りたいです。ゴルフは正直、自分でやりたいという気持ちでやり始めたわけではないので、ゴルフをする中で楽しいと思ったことはなかったですが、今年に入ってからは、先のことは考えずにその場を楽しむことで、ゴルフを楽しめるようになっています。