なでしこ池田太監督、パリ五輪会場視察へ出発「宿泊施設や移動の距離感をつかめたら」選手村もチェック
サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」の池田太監督が22日、パリ五輪試合会場などの視察のため、成田空港発の航空機でフランスに向けて出発した。 国際サッカー連盟(FIFA)が五輪出場を決めた国の監督とチームマネジャーを招待しており、今回の渡航でスタジアム、宿泊施設、練習会場などがチェックできる。 指揮官らはフランス入国後、第1戦のスペイン戦と第3戦のナイジェリア戦が行われる西部のナントを視察。その後、第2戦のブラジル戦が行われるパリをチェックし選手村も訪れる。続けて準々決勝で戦う可能性があるリヨンの施設を見る。 池田監督は「移動が多いので距離感をつかめたらと思います」と中2日での連戦の鍵となる移動の負担を体感する。さらにホテルではメディカルルームとなる部屋などの広さなど細部にいたるまで確認を行う。「どの大会でも、その場所へ1回行くと、イメージはわきます」と本番に向けた意味合いを強調。選手やスタッフらに伝えるために感覚的なものを合わせて吸収してくる。 なお今回はFIFAが手配した視察のため、欧州組のチェックなどを行う予定はなく、今週末には帰国する見込み。
報知新聞社