横綱・照ノ富士関が横浜の子どもたちへ 「すもう場」を寄贈

　大相撲の横綱 照ノ富士関（伊勢ヶ濱部屋）が、横浜市に「すもう場」（土俵）を寄贈したいと、4月8日、横浜市長の山中竹春さんへ、目録と土俵のイメージを描いたパネルを手渡した。 （ヨコハマ経済新聞） 【写真】「すもう場」のイメージ図 　照ノ富士関は「国技である相撲を未来の子どもたちにも伝えていきたい、相撲をする子どもたちがもっと増えてほしい」との思いだという。 　市は「相撲をはじめとするスポーツの振興、子どもたちの健やかな成長への寄与、横浜市内の公園の魅力向上を図るため」と、申し出を受けた。 　照ノ富士関は「昨年には私自身の神奈川後援会を設立した縁もあり、横浜は大好きな街。今回の寄附で、横浜の子どもたちが土俵を身近に感じて、相撲をするきっかけになってくれるとうれしい」と話し、「相撲ができる場所を全国に広げていきたい」とも。 　すもう場は屋根付きで、2024年度中に「新横浜公園」（横浜市港北区）に整備、市は寄附として受納する予定。 　完成すると、横浜市の公園内にある唯一の 「すもう場」となる。