【MLB】マリナーズがエンゼルス3連戦に負け越し レンドンに逆転打浴びる 首位アストロズと6ゲーム差に
【マリナーズ2-3エンゼルス】@エンゼル・スタジアム
日本時間9月2日、マリナーズは敵地エンゼル・スタジアムでのエンゼルス3連戦の最終戦を迎え、2対3で逆転負け。地区最下位のエンゼルスとの3連戦を1勝2敗の負け越しで終え、首位アストロズとのゲーム差は今季最大の6に広がった。エンゼルス先発のケイデン・デイナはメジャー初登板で6回2安打2失点の好投を見せ、勝利投手に。エンゼルス4番手のベン・ジョイスが4セーブ目を記録し、マリナーズ先発のブライス・ミラーは5回途中4安打3失点で8敗目(10勝)を喫した。 【動画】エンゼルスのアンソニー・レンドンが逆転の2点タイムリーを放つ テイラー・ウォードの19号先頭打者アーチで先制を許したマリナーズは、直後の2回表にルーク・レイリーが17号ソロを放ち、1対1の同点に。3回表には一死3塁のチャンスを作り、ビクター・ロブレスの犠飛で勝ち越しに成功した。ところが、先発のミラーが踏ん張れず、5回裏に二死2・3塁のピンチを作ると、アンソニー・レンドンに逆転の2点タイムリーを献上。その後、リリーフ陣はエンゼルスに追加点を与えなかったが、打線が得点を奪えず、2対3で敗れた。 今季のマリナーズは強力投手陣を武器に、6月18日時点で2位に10ゲーム差をつけるなど、地区首位を快走していた。ところが、6月19日以降は62試合で25勝37敗(=借金12)と大きく失速。最大13あった貯金も1まで減り、首位アストロズには今季最大の6ゲーム差をつけられてしまった。2年ぶりのプレーオフ進出を目指した今季だが、ワイルドカード3位のロイヤルズとも5.5ゲーム差がついており、非常に厳しい状況。レギュラーシーズン残り25試合、1つも負けられない戦いが続いていく。