佐々木朗希争奪戦、カブスにも目が!?「今永昇太の成功が追い風」複数のメジャー関係者が「チャンスがある」と報じる
ロッテからポスティングシステムでメジャー挑戦を目指す佐々木朗希投手(23)は、カブスとロサンゼルスで面談を行った。地元放送局マーキーSNが20日(日本時間21日)に報じた。 大方の米メディアは、現時点でドジャースとパドレスを最有力候補に挙げているが、カブスにも目がありそうだ。世界最大のスポーツ誌、スポーツ・イラストレイテッドによれば、複数のメジャー関係者が「カブスは本物のチャンスがある」と見ているとし、大リーグ公式サイトの「佐々木の獲得レースにおいて、カブスは本気で注目すべき候補だと考えている人々がいる」との報道も紹介した。 「今永昇太の成功は、佐々木獲得への確固たる追い風となる。同じ日本出身の投手と先発ローテを組めるチャンスは佐々木にとって魅力的だ。さらに、トレード放出が実現しなければ、鈴木誠也との『日本人トリオ』結成は、チームにとって大きなセールスポイントになるだろう」 さらに今永と鈴木のみならず、同誌はパドレスのダルビッシュ有投手の存在も「見過ごすべき要素ではない」と論じた。「ダルビッシュはもはやカブスの一員ではないが、シカゴの街とカブスに関しては好印象しか持っていない。佐々木の獲得戦において、ダルビッシュは大きな影響を与え得る」 それに続き、「ただし不幸なことに、カブスは佐々木を巡ってダルビッシュが現在所属するチーム、つまりパドレスとも争わなければならない」と付け加えた。 佐々木にはメジャー20球団以上が接触した中、面談を終了したのはメッツ、ヤンキースに続いてカブスが3チーム目。来年1月15~23日の間に正式契約を交わす見込みだが、今後顔合わせするチーム名とスケジュールは報じられていない。
中日スポーツ