“天気痛ドクター”が「梅雨だる」解説 梅雨に増える気象病 例年以上のつらさに対応策は
「くるくる耳マッサージ」が効果的
耳の奥にある「内耳」という部分に、気圧のセンサーがあると考えられていて、マッサージをすることで血行などをよくすると、気圧の変化を感じにくくなるのだそう。 マッサージは、まず耳を上下に5秒ずつ引っぱったら、横にも5秒。 そして5回くるくると回し、耳のまわりも動かすのがコツです。 さらに耳を上下から5秒はさみ、最後に手のひらで耳を覆い、くるくると5回まわしたら終了。 特に梅雨時は頭痛に悩まされている、という人に効果的です。
予防には、水分補給や湿度管理も重要
また「梅雨だる」の予防には、水分補給や湿度の管理が重要だと佐藤医師は話します。 「『梅雨だる』の一番の原因は、湿度が高いことによって、汗が出にくくなったり、体から水分が蒸発しづらくなってくるので、できるだけ汗をかけるようにしておくのが重要なんですね。やはり自律神経が乱れやすいので、朝ご飯をちゃんと食べて、夜は寝苦しくないように除湿しながら寝るとか、睡眠時間を確保していただくということが予防になると思う」(佐藤医師)