「アテンド芸人と名指し」たむらけんじ “松本人志問題”で猛反論も残る「2つの大きな違和感」
ピン芸人たむらけんじの“言い分”に違和感も……。 たむらは『ダウンタウン』松本人志をめぐる一連の文春報道で“アテンド芸人”扱いされた。これを受け、1月10日の米ラジオ番組『たむけんがLAにいるよ~!』で、飲み会の“属性”について 【画像】すごい…!松本人志 乱痴気不倫飲み会「衝撃のウマ乗り」内部写真…! 「僕の感覚では合コン。女性と一緒に飲むという感覚」 と釈明した。 ところが「フライデーデジタル」で松本と女性のハレンチな写真が掲載され、その際、場を仕切っていた人物として再びたむらの名前が挙がった。 よほど堪えたのだろう。たむらは親交ある“西の女帝”上沼恵美子にメールを送信。その中身について上沼は先月28日放送の読売テレビ『上沼・高田のクギズケ!』の中で 「何も謝るっていうんじゃなくてね。『僕はメンタルをやられて食事ができない』ってきました」 と明かした。食事ものどを通らないたむらに、上沼はもしもアメリカに取材が来たら、 「ひたすら謝れ」 とアドバイス。しかし……。 先月31日の前出のラジオ番組で、たむらは一連の報道に言及。 「松本さんにご連絡したら認めてくださって、好きにしゃべっていいよって言っていただきました」 と前置きした上で、 「今回ははっきり言わせていただきます。僕たちが大阪でしていた飲み会は、性接待、セックス上納システム、こういうのを目的とした飲み会では絶対にないです」 と完全否定した。続けて 「僕たちが女性をモノのように扱って上納しているって書かれ方をしている。それは絶対に違う」 と強調。追及を続ける文春に対しては 「松本さんが裁判で戦うところっていうのはこんな会があった、その会の中でタイプを聞かれたとか、そんなところではない」 とし 「強制的な性的行為があったのか、していないのかだと思う。なのにこういった報道で違う方向に誘導しているのは僕は違うと思っている」 と注文を付けた。そして 「松本さんが強制的にしたって証拠の記事とか取材を頑張っていただけないかなと。それは裁判でやるとは思いますけど、こんな犯罪でもなんでもない飲み会の報道をいつまで続けるのか。僕は疑問やと思っています」 と納得いかない様子だった。 上沼に弱音を吐いていた男とは思えないほどの大演説。ただ、2点ほどたむらが大いに“勘違い”している部分がある。 1つは「女性をモノとして扱ったことはない」と断言したことだ。 法曹関係者は 「それを決めるのは女性側でしょう。今回、文春に告発した女性は大半が不快な思いをしたと言っている」 とバッサリ。続けて 「松本さんと女性を1対1にするためにゲームを行っていたことなど、女性の証言する飲み会のディテールはほぼ同じ。裁判ではこうした手口にも焦点が当たる」 と語った。 2つ目は文春に対する注文だ。 メディア側としては「それはそちらの言い分」でしかない。 たしかに松本が文春を訴えたことで、性的強要があったかどうかが注目されているが、文春側としては“それ”はあくまで“入り口”に過ぎない可能性がある。 事実、1日発行の週刊文春では松本が所属する吉本興業と大阪・関西万博の“特別な関係性”を大きく報道している。 「松本さんの件から始まり、お笑い界の“上納システム”が明るみに出始めている。これが組織的となれば、万博から多額の仕事を受注する吉本興業の企業体質が問われてくる。 なぜならば、その費用は我々の税金から出ているためです。たむけんが『犯罪でもなんでもない』と断じた飲み会が、今後重要になってくる場合もある」(スポーツ紙記者) たむらの要望は、偏った見方をすれば 「あれこれ飲み会を暴くのはやめてくれ」 と言っているように聞こえなくもない。 「お笑い界でめちゃくちゃな飲み会が行われていたことは事実です。今回の報道で戦々恐々としている芸人は多い。 一方で、昔はセーフだったことを今になってアウトとするのはどうなのか、という意見もあります。1つの判定基準としては、やはり女性がモノのように扱われ、不快な思いをしたかどうかでしょう」(同・スポーツ紙記者) まだまだ騒動の終着点は見えない――。
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