VARの不可解判定に怒りのセルティック指揮官、公聴会に招集で2試合の出場停止処分の可能性
セルティックのブレンダン・ロジャーズ監督が、関係者批判により起訴されたという。 事件が起きたのは3日に行われたスコティッシュ・プレミアシップ第29節のハート・オブ・ミドロシアン(ハーツ)戦で発生した。 【動画】ロジャーズ監督が怒りを示したVAR判定 試合ではVARのチェックを受けた結果、FWヤン・ヒョンジュンがイエローカードからレッドカードになり退場。さらに前半終盤には岩田智輝がハンドを取られてPKを与えて失点し先制を許すこととなった。 VARにより苦しい状況に置かれたセルティックは2-0で敗戦。しかし、ロジャーズ監督は怒りが治らず、試合後にはVARのを痛烈に批判。「審判団についてコメントすることは好きではないが、今日はそれが原因になった。オン・フィールドからVARまでのレフェリングは本当に酷かった」とコメント。特にVAR担当のジョン・ビートン氏に対しては「本当に下手な審判」と糾弾した。 この発言は懲戒規則第72号に違反したとされ、スコットランドサッカー協会(SFA)は28日にロジャーズ監督を公聴会に招集。「試合役員の偏見や無能を示唆する」批判や、「試合役員に影響を与えるような発言をする」ことを禁じられていた。 なお、最低でも2試合の出場停止処分を科した場合は、リヴィングストン戦、レンジャーズ戦で指揮を執れないこととなるという。
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