習志野で40回目の「実籾ふる里まつり」 秋晴れの下、大通りににぎわい
「実籾ふる里祭り」が 11月3日、京成実籾駅周辺で開催された。実籾駅前商店会と実籾ほたる野商店会を結ぶおよそ700メートルの大通りは、秋晴れの下、多くの人でにぎわった。(習志野経済新聞) 【写真】実籾パークサイドハウス施設長藤堂さん 今回で40回目の節目を迎えた同祭り。音楽パレードでは実籾小学校、第二、第四中学校、習志野高校による吹奏楽演奏とバトン部のパフォーマンスが行われた。実行委員長の堀田健治さんは「児童生徒総数250人を超える皆さんによる音楽パレードを見に、例年のことながら見物の人も道にあふれるほど盛り上がりを見せていた」と振り返る。 今年は「祭りの中の子どもたち」を合言葉に、地域の幼稚園、こども園、小学生の歌や、ダンス、初の試みとして、NPO法人「おりがみ」と第二中の生徒が自ら企画した「スタンプラリー」が行われた。堀田さんは「『やりたいことを大人と一緒になって地域の中でかなえる』という子どもの本気の思いがかなえられた。久しぶりに大原神社のみこしも参加し祭りにいろどりを添え、250以上出店した屋台も盛況で、3万人以上の人々が実りの秋の一日を楽しんだ」と話す。 今年初めて出店した実籾パークサイドハウス施設長の藤堂智典さんは「実籾パークサイドは、来年3月から正式に地域で生活をスタートするが、既に多くの地元の方に応援してもらっている。たくさんのつながりの中で、子どもたちが新しく生活していくことを『ウエルカム』と言ってくれている街、実籾。また一歩、地域の一員になれた気がして、とてもうれしかった。来年が既に楽しみ」と目を細める。
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