声優・古谷徹の不倫の兆候は15年前の「死亡説」から始まった…その「違和感の正体」
ネットを騒がせた「死亡説」
機動戦士ガンダムのアムロ・レイや、名探偵コナンの安室透など数々の人気アニメで主要キャラクターを演じてきた大物声優、古谷徹(70)に、37歳下のファン女性と4年半の不倫が週刊文春に報じられたが、妊娠中絶や、警察沙汰になる暴行もあった内容から、次々に仕事がキャンセルされている。 【写真】テレビ局が「松本人志の後継者」として「使いづらい」と考えている芸人 この事態で思い出したのが約15年前にネットを騒がせた「死亡説」だ。もしかすると、それが今回に先駆けた兆候だったかもしれない。 文春によると、今回の不倫相手の女性について、ファンレターを事務所に送っていたところ、19年の元日に古谷からメールが届いたのがきっかけで交際に発展したとされている。その渦中で中絶強要やDVといったトラブルがあったという話を見ると、著名人に憧れるファン相手に、その立場や年齢差を利用した「グルーミング的な関係」を作っていたように見受けられた。 これと似たような話が持ち上がったのは08年11月、古谷に仰天の「死亡説」が持ち上がったときのことだ。ネットメディアの「OH! CYBER PAPARAZZI」、通称サイバッチが突然、「古谷徹、死亡!」という速報記事を出したのである。 「『巨人の星』の星飛馬や『機動戦士ガンダム』のアムロ・レイの声優も務めた古谷徹が死亡した、という情報が入った。カメのようにノロマなマスコミが今、確認作業をしているようだ。今日中には報じ始めると思うが一足お先にお届ける」 記事はわずか5行の短いもので、当然、誤報であったのだが、これには後日談もあった。翌年1月、サイバッチはその誤報を自ら振り返り、「本誌速報直後から、業界は大騒ぎ。いしかわじゅんが大慌てで業界関係者に電話しまくったため噂が一挙に広がって、事務所に電話が殺到。 声優の仲間の若本規夫も事務所に電話を入れたとか」と、これまた真実かどうか分からないような話を加えていたのだが、さらに夕刊紙の記者のコメントとして、「事務所はカンカンらしいですよ。今回で2度目だとか。誰が噂を流していたかもわかっている。単なるイヤガラセらしいです」というものもあった。