契約は今季まで

ビッグクラブも注目するアダラビオヨ photo/Getty Images

フラムはDFトシン・アダラビオヨの退団を阻止するために、チームの中でもトップクラスの給与となる新契約の準備をしていることを英『Evening Standard』は伝えている。 アダラビオヨはマンチェスター・シティのアカデミー育ちであり、2016年にトップチームデビューを果たしたが、トップチームでの定位置確保はならず、出場は8試合に留まっている。 2018-19シーズンはWBAヘ、2019-20シーズンにはブラックバーンへのレンタル移籍を経て、2020年にフラムに加入したアダラビオヨ。現在26歳となった同選手はフラムで安定した出場時間を得ており、今季の前半は怪我に苦しんだものの、復帰後、再びチームに欠かせない役割の1人として出場している。 アダラビオヨとフラムの契約は今シーズン終了後に満了となり、今夏にはフリーで退団することが可能だ。そんななか、同選手にはリヴァプール、トッテナム、そしてACミランといったクラブが獲得に興味を示しており、今夏の去就が注目されている。 ビッグクラブからも狙われているため、フラムが同選手を引き留めるのは難しいかもしれない。アダラビオヨは夏まで決断を急ぐことはなく、サッカーに集中したいと考えているようだが、今夏の同選手の去就はどのような結末を迎えるのだろうか。