【MLB】今季のトレード・デッドラインは日本時間7月31日に決定か ニューヨーク紙記者が伝える
「ニューヨーク・ポスト」のジョエル・シャーマン記者が報じたところによると、2024年シーズンのトレード・デッドラインが日本時間7月31日午前7時(米東部時間7月30日午後6時)に決まったようだ。昨季は日本時間8月2日(現地時間8月1日)だったが、コミッショナー事務局は火曜日をデッドラインにすることを好む傾向があり、今季は例年より早い日本時間7月31日(現地時間7月30日)がデッドラインとなる見込みだ。
従来、トレード・デッドラインは曜日に関係なく、日本時間8月1日(現地時間7月31日)に固定されていた。しかし、週末などのデーゲームが多い日にデッドラインが重なった場合、試合中にデッドラインを迎えるケースも出てくるため、現在の労使協定では「7月28日から8月3日のあいだでコミッショナーがデッドラインの日付を選ぶことができる」と定められている。試合中にトレードが続出して混乱することを回避できるようになったわけだ。 コミッショナー事務局は基本的にすべての試合がナイトゲームで行われる火曜日(日本時間では水曜日)をデッドラインにすることを好んでおり、現行の労使協定がスタートした2022年は現地時間8月2日、昨季は現地時間8月1日といずれも火曜日がデッドラインとなった。その流れを踏襲する形で、今季のトレード・デッドラインも火曜日の現地時間7月30日となる。これにより、各試合がスタートする前にトレード・デッドラインを迎えられるようになる。 今季終了後にはフアン・ソト(ヤンキース)、コービン・バーンズ(ブリュワーズ)、ザック・ウィーラー(フィリーズ)、マックス・フリード(ブレーブス)、シェーン・ビーバー(ガーディアンズ)、ピート・アロンソ(メッツ)、アレックス・ブレグマン(アストロズ)といった大物選手たちがFAとなる。トレード・デッドライン時点の各チームの状況次第ではあるものの、これらの選手のうち数人は夏のトレード市場の目玉となるかもしれない。