「片付けているのに…」なぜか“部屋がごちゃごちゃしている”4つの理由
3、定位置が決まっていないから
そして、なんかごちゃごちゃしている理由の1つに、定位置が定まっていないからということがあります。 例えばテレビのリモコンの定位置はどこだか言えますか? その定位置が曖昧で、家族が共通理解していないと、部屋のあらゆる場所にリモコンが置かれてしまいます。 部屋をグルっと見渡して、片付けられていないモノや出しっぱなしのモノは果たして定位置が定まっているか?をチェックしてみてください。おそらく「何となくここ!」という曖昧な定位置になっていることが多いのではないでしょうか。また、定位置は決まっているけど、戻しづらい場所になっていたり、定位置をママだけが知っていて、家族は理解していないという場合もあります。 家族で使う共有のモノの定位置は、家族で相談して決めることをおすすめします。大人が勝手に決めるのではなく「リモコンはどこに置いたら片づけやすい?」と子どもに相談してみましょう。子どもが片付けに協力してくれる確率がグンと高くなります。そして生活してみて、定位置に不便を感じたらまた相談して違う場所に変えていく。トライ&エラーでここだ!という場所を見つけてみましょう。
4、捨て続けることが大事
一度モノを減らして片付いたと思っても、モノは毎日家の中に入ってきます。郵便物や子どもの学校のお便りなど、買い物をしなくてもモノは自然と家の中に入ってきます。 私もインターネットで服を買った時は、段ボール、包装紙、予備のボタンなど、服以外のものもたくさんついてきました。 こうしたモノは「何かに使えそう……」ととっておくと、また家の総重量は増えていきますよね。ちなみにスーパーの袋や紙袋がいつの間にかあふれているのも「何かに使えそう」と取っておくことが原因です。 なのでその都度判断して捨てなければいけません。捨て活は1度やったら終わりではなく、毎日やらなければあっという間にリバウンドします。ダイエットと一緒で、習慣化してやり続けなければ、元の状態に戻ってしまうのです。 入ってきたものをその日のうちに出していく。家の外に出すことを意識していると、モノが自然と増えることはありません。 まとまった時間がなくても、5分のすき間時間でもいいです。日々捨て活をする時間をとって、捨て続けることで片付いた家をキープしてください。 Instagramでも「片付け」について発信しています。家の総重量を減らして代謝をよくしたい!と思った方は一緒に頑張りましょう。
【Profile】ありママ(@arima1987_home)
6歳、4歳姉妹のママ。大学卒業後、東京都内の中学校教師を4年、地方の中学校教師として8年間の計12年間勤務。 出産後、子育てでモノが増え、一気に汚部屋の住人に。育休明け仕事復帰をしたが、モノの多さとタスクの多さに疲れ果てて、捨て活を開始。片付ける過程や片付けて気づいたことをインスタで発信、2023年退職し、フリーランスに。整理収納アドバイザー1級取得。