ソフトバンク・モイネロ無失点3連勝…走者背負うも巧みな投球、防御率はリーグトップ1・43
ソフトバンク10―3日本ハム(30日)――ソフトバンクが大勝した。四回に栗原のソロで先行し、その後も正木や近藤の適時二塁打などで得点を重ねた。モイネロは3連勝。日本ハムはこのカード6連敗。 【写真】4回無死、栗原が先制ソロを放つ
ソフトバンクのモイネロは序盤、制球が安定しなかった。三回までは毎回、四球を与えるなど、走者を背負う場面が続いた。それでもバックの好守備にも支えられ、要所を締めた。
6回100球を投げ、無失点でマウンドを譲り、「(五回まで)先頭打者からアウトを取れていたのが大きかった」と振り返った左腕。リーグトップの防御率は1・43に向上した。大きく曲げるカーブに高速スライダー、勢いのある直球と多彩な決め球を操る投球術に、倉野投手コーチは「本調子でなくても無失点で抑えられたのが大きい」と評価した。
ソフトバンク・小久保監督「モイネロを日曜日に持ってきていたので、滑り出しが良ければ(3連勝の)可能性はあると思っていた」