天皇皇后両陛下、チャールズ国王とカミラ王妃主催の晩餐会へ カミラ王妃はルビーのティアラで歓迎
現在イギリスを訪問中の天皇皇后両陛下。現地時間6月25日(火)の夜にはバッキンガム宮殿でチャールズ国王とカミラ王妃による公式晩餐会が開催された。 【写真】天皇皇后両陛下がバッキンガム宮殿へ。チャールズ国王夫妻主催の歓迎式典&晩さん会の様子を総まとめ
カミラ王妃はエリザベス女王から譲られたザ・バーミーズ・ルビー ティアラを着用。これはエリザベス女王が結婚したときにミャンマー(当時はビルマ)から贈られたルビーで作られたもの。女王が持っていたティアラの中でもとりわけ美しく、ゴージャスなものと言われている。王妃は日本の国旗の色に敬意を表し、ダイヤモンドとルビーで作られたこのティアラを選んだと見られている。王妃は2023年11月に韓国の尹錫悦大統領が英国を訪れた際の晩餐会で一度このティアラを着用している。
公式晩餐会にはウィリアム皇太子も出席。療養中のキャサリン皇太子妃は欠席した。またエドワード王子と共に出席したソフィー妃はザ・ロータスフラワー・ティアラを着用。このティアラは1920年にエリザベス女王の父であるジョージ6世が皇太后に贈ったネックレスをリメイクしたものだそう。皇太后はこのティアラを1959年、エリザベス女王の妹マーガレット王女がスノードン伯爵と結婚するとき王女にプレゼント。王女が亡くなってからはエリザベス女王が所有していた。それからはキャサリン皇太子妃が着用することもあったけれど、ソフィー妃がつけるのはこれが初めてである。
この日の午前中、天皇皇后両陛下はウィリアム皇太子の歓迎を受けた後、チャールズ国王とカミラ王妃と式典に出席。その後バッキンガム宮殿までパレードで移動し、ロンドン市民たちからも歓迎を受けた。
英国マスコミはこのとき皇后陛下がマスクをつけていたことに注目していた。報道によるとこれは馬アレルギー対策。皇后陛下は馬の毛のアレルギーを持っているので、今回のような屋根のない馬車に乗るときにはマスクを着用しているそう。
現地時間6月26日(水)には両陛下はエドワード王子夫妻と共にロンドンにあるギルドホールを訪問する予定になっているそう。皇后陛下とソフィー妃の2ショットを楽しみに待ちたい。