セルティック旗手怜央の“去就発言”に現地騒然「ファンはあと1シーズン、CLに出場するのを願っている」
「ハタテの復帰は監督にとって大きな後押しとなった」
より高みを目指すのは、プロとして当然だ。一方で、サポーターはできるだけ長くとどまってほしいと願っているだろう。 【PHOTO】パリ五輪に挑むU-23日本代表18名とバックアップメンバー4人を一挙紹介! 2022年1月にセルティックに加入してから、旗手怜央はチームに欠かせない存在となってきた。だが、将来的なスコットランドリーグからの移籍も視野に入れているようだ。 旗手は『Sportiva』でスコットランドよりも「上のリーグがたくさんある」とコメント。「チャレンジできるのであれば、チャレンジしたい」と、目標を高く掲げていると話した。具体的にはプレミアリーグやラ・リーガ、セリエAに注目し、プレーしてみたいと述べている。 2023-24シーズンはケガに苦しめられた旗手だが、出場時にインパクトを残したように、セルティックにとって貴重な戦力だ。ブレンダン・ロジャーズ監督が復帰して1年目の昨季、チームが近年と比べて苦しんだのは、旗手が安定して出場できなかったことも一因と言われる。 もちろん、サポーターからの評価も高い。それだけに、去就にも関係する今回の発言に、地元メディアはざわついているようだ。 セルティック専門サイト『67 HAIL HAIL』は、旗手のコメントを伝えつつ、「契約残り4年だけに、セルティックのファンはスターMFをすぐに失うことを心配する必要はないだろう。もちろん、シンプルにクラブが断れないようなオファーが今夏届かなければ、だが」と報じた。 また、同メディアは「3月末のハタテの復帰は監督にとって大きな後押しとなった。チームが流動性を見いだすのに苦しんでいたなかで、彼のビジョンと創造性が終盤のタイトル争いで大きな武器となった」と続けている。 「セルティックのファンは、少なくともあと1シーズン、彼がチャンピオンズリーグ(CL)に出場し、ロジャーズがリーグタイトルを防衛する助けに彼がなってくれることを願っているだろう」 他クラブからの関心が常に取りざたされる旗手。さらなる向上を目指す26歳には、どのような未来が待っているのだろうか。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部