クマスプレーを噴射 ヒグマの撃退訓練 「足跡を見つけたら手に持って注意を」 北海道
STVニュース北海道
6月に北海道の職員がクマに襲われ、けがをした事故などを受け、釧路総合振興局は厚岸町でクマの撃退訓練を実施し、クマスプレーの使い方を確認しました。 厚岸町の山林で7月26日、釧路総合振興局と警察が協力し、クマスプレーの使い方などを確認しました。 6月に雨竜町では、道の職員が山林での調査中にクマに襲われ、けがをしています。 クマスプレーの射程距離は4メートルほどで、1回でおよそ9秒間噴射されるということです。 (釧路総合振興局森林室 佐川能人室長)「足跡などを見つけたら(クマスプレーを)手に持って注意を払うことが大事」 山に入る際はクマスプレーを取り出しやすい腰などに身につけ、音を出しながら歩いてほしいと話しています。