後輩に豪腕を披露 水球男子代表・稲場
パリ五輪水球男子日本代表の稲場悠介選手(24)=ブルボンKZ、富山市出身=は4日、中高時代に練習した富山市東富山温水プールを訪れ、高校2年まで過ごした富山北部高の後輩に指導した。「ジュニアに教えることで、自分に対して見直せることがある。自分の育った場所で、日本代表に入る選手が出てくればいい」と剛腕を披露した。 日本代表のエースはプールに入り、「どこがチャンスか考えろ」「体を前に持ってこい」などと厳しさを持って助言し、シュートやブロックのポイントを伝えながら部員に活を入れた。 マッチアップした田屋壮真選手(2年)は「圧や迫力が全然違う。稲場さんのようにチームを引っ張っていけるようになりたい」と話した。