田中、今季限りで現役引退 W杯3度出場のSH―ラグビー
ラグビーのワールドカップ(W杯)に3度出場するなど近年の日本代表の躍進を支え、リーグワン2部の東葛に所属するSH田中史朗(39)が24日、今季限りでの現役引退を表明した。 今後はクラブのアカデミーでコーチに就任する。 東京都内で開いた記者会見で、田中は「17年間という長い現役生活だったが、最高に幸せな時間だった。日本代表としてW杯に出場し、新しい歴史を築けたことは誇り」と振り返った。 京都・伏見工高(現京都工学院高)から京産大を経て、2007年に三洋電機(現埼玉)入り。13年に南半球最高峰リーグのスーパーラグビー(SR)で日本選手として初めてプレーした。日本代表キャップは75で、ワールドカップ(W杯)には11、15、19年の3大会に出場した。