「芸能界への未練はありません」元グラドル・原口めぐみ 中型免許と食品衛生の資格を取得で明かす「いまの夢」
原口さん:きっかけは、長男のクラブチームでマイクロバスを運転する役割があるのですが、運転できる人が何人かやめてしまったんです。 もともと車の運転が好きで、週6日は野球の送迎もしています。大きな車を運転するのも楽しそうだなと思い、昨年末に中型免許を取ろうと決めました。 ── 年末に思い立って、免許をもう取得するなんて、フットワークが軽いんですね。 原口さん:中型免許の少し前には、食品衛生責任者の資格も取りました。まだ先の話かもしれませんが、じつは定食屋を開こうかと家族でいろいろと計画しているんです。
家族で切り盛りする、昔ながらの「ザ・定食屋」の雰囲気があるお店が好きなんですが、最近は少なくなりましたよね。私が学生のころから通っていた定食屋さんもコロナで閉店してしまい、さみしい思いをしました。 あと、子育てをするなかで、昔に比べて子どもたちが遊べる場所が減っていることが気になっていました。野球やサッカーが禁止になっている公園も多く、なかには公園に集まってゲームをする子どもも見かけます。 私が定食屋を開いて、子どもたちがお店の手伝いをしてくれたり、食べに来たりするようになると、遊び場がない子どもたちも気軽に来られるようになると思うんです。
── 小学生だけでなく、部活帰りの中高生が腹ごしらえしたり、社会人が仕事終わりに夕飯を食べたりする場所としてもよさそうですね。 原口さん:まだ漠然とした夢なんで、具体的に話が進んでいるわけではありません。でも、子どもたちもノリノリで、「豚汁は出してよ」「唐揚げもいいね」なんて言って、一緒にメニューを考えてくれたり、「お店いつやるの?」「友だちと行くから」と応援してくれたりしています。
■芸能界に戻るよりも自分らしい新しい夢に向かって ── とても大きな夢ですね。ちなみに、芸能界への復帰などは考えていないのでしょうか? 原口さん:正直なところ、需要がないと思っています。テレビに出ていたころは少しでも目立つように、前に出ようとしていました。それに、競争の激しい芸能界で生き残ることは、本当に大変ですし、素晴らしいことだと思います。 観ている人を楽しい気分にさせたり、忙しい毎日を乗りきる活力を与えたりできる素敵な職業です。でも、芸能界で活躍する以外にも、社会のためになったり、人を笑顔にさせられることはたくさんあります。