シングルの“お正月の食事”問題に直面。地元のコンビニで出会ったおせちに大感動|元TBSアナ・アンヌ遙香
セイコーマートのおせちにお世話になることに
クリスマスなんて嫌いだい!! 家族やカップルのイベントなんて、今の私には縁がないんだ! という、なかばいじけたような心を少しずつセコマが溶かしていくような……。ほろり……。 そしてクリスマスケーキを注文する目的で店頭から商品カタログを持って帰ってきた私でしたが、なんとなんとそのカタログ、逆から開けば、おせち料理カタログになっているではありませんか! おせちなんて下手したらもう食べることは今後二度とないかも、なんていう気にもなっていましたが、どれどれセコマおせちってどんな感じ……? とカタログを覗いてみたところ、2万500円や1万2000円といった価格帯のお品物の中に、「迎春お祝い御膳」という、なんとなんと3200円(以下、本体価格)の和風オードブルセットを発見! 2人前ということですが、え、これよくない!? 1人で食べるのありじゃない? と静かな興奮の波が私の中に起こりました。 紅白なます、伊達巻、黒豆、栗きんとんといったベーシックなポイントを抑えながら、とうもろこしの香ばし揚げ、ホタテの明太マヨソースあえ、カニ爪シュウマイ等北海道ならではのラインナップ。 これ、お値段的にも分量的にもちょうどいいんじゃない……? しかも早めの予約で220円引きと言うサービスぶり! はい! 予約! ということで結局クリスマスも、お正月も、私はセコマにだいぶお世話になったのでした。
イベントを良いとこ取りで、セルフで楽しむ
アラフォーおひとり様だと、さまざまなしがらみから解放されて気楽である一方で、もしかしたらこういうイベント事の季節は寂しいのかも? なんて勝手に危惧していた私。しかしむしろ、お気軽に季節のイベントをちょっとずつ、良いとこ取りでセルフで楽しむというのもアリだなと実感。 むしろ排除しよう! と頑なにならなくてよかったと感じています。やっぱりなんだかんだ、お正月に栗きんとんを食べると、新年だな~という実感が湧きますね。 今年も自分で自分を楽しませてあげる感覚で、イベントごととお付き合いしていく所存です。今年もよろしくお願いいたします! <文/アンヌ遙香> 【アンヌ遙香】 元TBSアナウンサー(小林悠名義)1985年、北海道生まれ。お茶の水女子大学大学院修了。2010年、TBSに入社。情報番組『朝ズバッ!』、『報道特集』、『たまむすび』などを担当。2016年退社後、現在は故郷札幌を拠点に、MC、コメンテーター、モデルとして活動中。文筆業にも力を入れている。ポッドキャスト『アンヌ遙香の喫茶ナタリー』を配信中
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